五感で捉えられる世界、捉えられない世界


五感で捉えられる世界、捉えられない世界
人生がうまくいってない方へ。現実を変えたい方へ。現実への思い入れが強い方へ。





1.五感で捉えられる世界、捉えられない世界

@五感による認識

私たちは、周りの環境を、五感を使って認識しています。

目の前のパソコンのディスプレイが見えるのも視覚があるからですし、人の声や音楽が聞こえるのも聴覚があるからです。

目の前の机に触ることができ、硬いと認識できるのも触覚があるからです。

ごま油の匂いを認識できるのも嗅覚があるからです。

はちみちを甘いと認識できるのも味覚があるからです。

五感を使って、目の前のリアルな世界を、確かに実在するものだと認識しているわけです。


A五感を切ると?

それでは五感を切ってしまうとどうなるでしょうか?

目の前のパソコンのディスプレイは存在しなくなり、何も見えなくなります。

目の前には何も無いか、もしくは何かがあるけど見えないだけなのかの判別もつかなくなります。

人の声や音楽も聞こえなくなり、全くの無音状態になります。

全くの無音状態なのか、音はなっているけど聞こえないだけなのかの判別もできなくなります。

目の前の机に触ることもできず、硬いと認識することもできません。

手は虚しく空を切るだけです。

目の前に何もないのか、もしくは机があるのかの判別もつきません。

ごま油の匂いも無臭に感じますから、目の前に何もないのと同じです。

はちみちを食べても甘いと認識できません。

何の味もしませんから、何を食べても同じです。

私たちは五感を使って、目の前のリアルな世界を、確かに実在するものだと認識しているわけですから、五感を切ってしまうと目の前には何も存在しないと同じになるのではないでしょうか。

目の前には何も見えず、何も聞こえず、何も触れず、何の味も匂いもしない、無とも空ともわからない空間が広がっている、そんな感覚になるのかもしれません。

B目の前のリアルな世界の疑わしさ

私たちが現実世界の認識に大いに活用している視覚ですら、ある狭い範囲の波長の光しか認識できません。

電磁波や放射線、赤外線は視覚では捉えられないのです。

もし電磁波や放射線、赤外線も見える目を持っていたら、この現実世界は文字通り全く違うように見えるのかもしれません。

そしてここからが重要なのですが、電磁波や放射線、赤外線も見える目を持つ前と後とでは、この現実世界は何一つ変わっていません。

電磁波や放射線、赤外線も見える目で初めて認識できたものは、ずっと前からそこにあったのです。

私たちは五感で現実世界を本当にありのままに認識できているのでしょうか?

五感では認識できないけれども確かに存在しているものが、周りにはたくさんあるのではないでしょうか?

霊や心霊現象などは、五感では認識できないけれども確かに存在しているものなのかもしれません。

目に見えず、肌にも触れられないからわからないだけで、実際は私たちの目の前には全く知らない街が広がっており、全く知らない人(宇宙人?)が暮らしているのかもしれません!

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2.五感で捉えられる世界、捉えられない世界〜まとめ

@現実を緩く捉える

そう考えますと、この目の前に広がるリアルな現実世界も唯一無二の絶対世界ではないかもしれないわけで、過剰に重視しなくてもいいのかもしれません。

「目の前には現実(世界)がひろがっているけどこれはたくさんある現実(世界)の1つに過ぎないわけで、たくさんある現実(世界)のたまたま1つが五感で認識できる形で目の前に広がっているわけだ。

だから過度に現実(世界)を重視したり、現実が上手く行ったり行かなかったりに過度に一喜一憂する必要はそもそも無いのかもしれない。

なぜなら全く違う現実世界が目の前に同時に広がっているかも知れないからだ」


と、考え、肩の力を抜いて生きていってもいいのかもしれません。

これから沈みゆく日本で暮らす私たちにとっては、そのような肩の力の抜けたスタンスのほうが幸せになりやすいように思います。

また、この発想は同時に幾つもの地球や現実が存在しているというパラレルワールドの考え方とも関連が深いと思います。

















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