高収入や高い生活水準が良いものだというのは嘘


もっともっとと求めることは苦しみを生む
資本主義による洗脳
まやかしの世界



1.高収入や高い生活水準が良いものだというのは嘘

@世の中に蔓延している価値観


日本や欧米など資本主義陣営の国では、より高い収入、より高い生活水準で暮らすことが暗黙的に良しとされていて、それが可能な幸運な人達は何の疑問も持たずにより高い収入、より高い生活水準で暮らしていますが、ひょっとしたらそれは間違いかもしれません。

高収入や高い生活水準が良いものだと思い込まされているだけかもしれません。

実際、江戸時代の人は高収入や高い生活水準にそれほど価値を置いていなかったようですし、現代でもミャンマーの人は収入の70%が食費に消えるくらい苦しい生活をしているにもかかわらず、残りの30%の大半を寺院など宗教への寄付に使うようです。

日本人の感覚で考えたら、そんなに貧しいんだったら寄付なんかせず、残りの30%のお金で家電を買うなりして生活水準を向上させたらいいのに、と思うかもしれません。

ですがミャンマーの人は、生活水準の向上よりも、今世で善い行いをして来世で報われたいという思いのほうが強いようです。

輪廻転生を信じているが故です。

A高収入や高い生活水準が良いものだという価値観が広まることによって得をする人は誰?


では、高収入や高い生活水準が良いものだという価値観が広まることで得をする人は誰でしょうか?

ここでは、アメリカの著名な心理学者の書いた【幸せはいつもちょっと先にある】の引用を使ってこの疑問に答えてみたいと思います。

幸せはいつもちょっと先にある―期待と妄想の心理学

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「みんなをだまして、富の生産が自分を幸せにすると信じこませない限り、経済の繁栄と成長は望めない」

「富が人間の幸せを強めるのは、赤貧から抜け出して中産階級になる場合だけで、それ以上はほとんど幸せを強めないという説が一般的だ」

結局、高収入や高い生活水準が良いものだという価値観を広め、庶民を生産活動に駆り立てることによって一番得をするのは資本家や企業のオーナー、日本や世界の支配者、欧米の王侯貴族などの権力者や富裕層であって、私たち庶民ではありません。

私たち庶民が生産した富の半分近くは、資本家に吸い上げられているというのが現実でしょう。

「みんなをだまして、富の生産が自分を幸せにすると信じこませない限り、経済の繁栄と成長は望めない」

私たちは洗脳されているのかもしれません。

高収入や高い生活水準は良いものではなく、富を生産しても(働いても)幸せは強まらないという真実が広まれば、資本家の方や権力者の方は自分たちのところに入ってくるお金が減って困ってしまうでしょう。

富の生産や経済成長は私たち庶民にとってメリットのあることなんでしょうか?

それとも資本家や権力者の方にとってメリットのあることなんでしょうか?

現在日本で貧しいながらもなんとか生活を回せていけている方なら、例えニートやフリーターの方であっても、赤貧とはいえずどちらかと言えば中産階級に所属していると思われますので、それ以上仕事を頑張って収入向上に努めても幸せは大して強まらないのかもしれません。

こんなことを書くとこうやってネット副業を頑張っている私自身のモチベーション崩しにつながるのですが(笑)しょうがありません。

それに私はお金だけでなく、こうやって真実の情報を発信して他者に貢献することそのものに喜びややりがいを感じていますので、モチベーションは崩れないと信じたい(笑)

ここまで大発展した資本主義社会も、まやかしの価値観によって成り立っているのかもしれません。

皆が真実を知ったら、崩れるのはあっという間かもしれません。

資本主義っていうのも一種のカルトなのかもしれません。

皆がまやかしを真実だと信じているから成り立っているのかもしれません。

その中にどっぷり浸かっている私たちは、何かがおかしいなんてなかなか気づけませんが、500年後に今の時代を未来人が振り返ったら、あの頃の人類はおかしかった、というのが定説になっているかもしれません。

2.高収入や高い生活水準が良いものだというのは嘘〜まとめ

@ではどうすれば良いのか?


まず最初に、より高い収入、より高い生活水準で暮らすことが良いものだというのは嘘と知り、むしろより高い収入、より高い生活水準をもっともっとと際限なく求めることが、諸悪の根源なのかもしれないと知ることではないでしょうか。

そして、足るを知り、無理のない範囲で生きることの大切さを知ることではないでしょうか。

過剰な向上心は人を苦しめます。

むしろ、足るを知り、無理のない範囲で生きたほうが幸せになると、私は自分の人生経験から学ばさせて頂きました。

A資本主義と健康的に付き合う


より高い収入、より高い生活水準を、求めたければ求めていいとは思います。

ですが、人類全員が求めるようなことではないと思います。

テニスが好きな人はテニスをやればいいですが、人類全員がテニスを好きなわけはなく、テニスは人類全員がやらなければいけないものではありません。

より高い収入、より高い生活水準が好きな人はより高い収入、より高い生活水準を求めればいいですが、人類全員がより高い収入、より高い生活水準を好きなわけはなく、より高い収入、より高い生活水準は人類全員が求めなければいけないものではありません。

人生の形は人それぞれですので、資本主義の仕掛けてくる洗脳に引っかかること無く、自分にとっての幸せな人生を歩んでいけるといいですね。

















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