お金による支配
通貨について考えてみる。お金の起源。
1.お金の起源
そもそもお金は最初どのように生まれたのでしょうか?古代のお金は貝であったり、今のような銅貨、金貨だったりしています。
自分が通貨を発行するとしたら、最初にどうしますか?
私ならまず、金(ゴールド)を持っている人は、自分が発行した紙幣なり銅貨との交換を義務付け、金を供出させます。こうすれば、紙切れと交換でほぼただで金(ゴールド)を手に入れることができます。
そしてそのお金を商取引で使うよう義務付けます。物々交換を行う人には多く税金をかけるなどして罰則を作れば次第に従うようになるでしょう。
また、米を持っている人は、やっぱり米と自分が発行した紙幣などとの交換を義務付けます。
そうすればただで米が手に入ります(笑)
どうも、通貨とは、もともと権力を持っていた人が、大衆からさらに富を吸い上げるために作ったものかもしれません。
だって価値のあるもの(ゴールドや米など)と価値のない物(紙、銅、貝など)を交換させたわけですから。
大衆の富を吸い上げることで、さらに大衆をコントロールできるようになります。
貧乏にしてしまえば権力に刃向かう余裕はありませんから。
2.お金の存在意義は交換をしやすくするため?
お金は交換機能があると言われていますし、実際あります。
全て物々交換でしたらめんどうですから。
だがしかしですね・・・
お金の交換機能は大衆から富を吸い上げる目的や大衆をコントロールする目的を覆い隠すためのキレイ事のような気がするんですよね、私には。
物々交換を行っていた古代の方が、搾取されない分人類の幸福度は高かったかもしれません。
他人が発行した通貨を使っている限り、豊かになるのは難しいかもしれません。
突然無価値になってしまうリスクがない分、あなたの財布の中の一万円札より米5kgの方が価値は上かもしれませんよ。
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