仕事との距離間調整


いつの間にか仕事一辺倒になっていた人へ
生産活動は娯楽より価値が高い?
仕事に価値を置く社会




〜仕事は本来食べていくためにするのものです〜

1.仕事にハマると?

@働く目的

〜先に関連記事娯楽では満足感が得られない理由を読んでおいたほうがわかりやすいと思います。〜

仕事というのは本来、食べていくためにするものではないでしょうか?

石器時代に狩猟採集(=仕事)生活をしていた時代からパソコンや機械のある現在に至るまで、人類はずっと食べていくために働いて来ました。

もちろん社会貢献や自己成長などの目的があることは知っていますが、ここではあえて取り上げません。

食べていくために働いているのでしたら、だとしたらですよ?

衣食住を確保するだけの賃金を得たら、もしくは不労所得が食べていけるだけ得られたら、それ以上働く必要は無いのでは無いでしょうか?

道徳的な、「大人は働くべき!」みたいなことを抜きにすれば、仕事をしている本来の目的である【食べていくこと】を達成してしまった後は、それ以上働く必要は皆無です。

誰もこういうことは口に出しては言いませんが、心の中ではちゃんと気づいているのではないでしょうか?

ですが周りの目や世間体を気にして、「こんなに働く必要はそもそも無いのにな」と思いながらも、今日も仕事に行っているのかもしれません。

皆が衣食住を確保するだけの賃金を得たら、もしくは不労所得が食べていけるだけ得られたら、それ以上働く必要は無い!とはっきり自覚しだしたら、資本主義のエンジンが回転しなくなり、従業員を働かせることで利益を得ている経営者や、資本主義のトップに位置し、資本主義からもっとも利益を得ている人たちに都合が悪いから、伏せられているのでしょうか?


A仕事にハマると?

好きで仕事をやっているのならいいのですが、なんとなく義務感でやっていて、そんな日々が長く続くと、なかなかそこから抜け出せなくなります。

仮に食べていけるだけ不労所得を得たとしても、仕事を辞められなくなります。

別に辞めたくなければ辞めなくてもいいのですが、仕事ばかりの日々に不満を持っていて、そして仕事を辞めるまでいかなくても仕事量を減らしても十分生活が成り立つ状況になっても、相変わらず仕事一辺倒の日々を送る人は多いものです。

プライドや世間体のせいでしょうか?

そうかもしれません。

一般サラリーマンには仕事量・仕事時間を調整する自由がそもそも無いからでしょうか?

そうかもしれません。

仮に仕事量・仕事時間を自由に調整できる環境にいたとしても、そしてほんとは仕事一辺倒の日々に嫌気が差していても、仕事量を減らせない人は仕事中毒かもしれません。

そうなると娯楽をしていても時間の無駄に思えて楽しめませんし、娯楽してるより仕事してるほうが楽しかったりします。

関連記事→娯楽では満足感が得られない理由

恐らく、仕事がアイデンティティになってしまっているのでしょう。

アイデンティティとは、「自分が誰であるか」を定義するもので、これがなくなると人は自分が誰であるかわからなくなり、精神的に不安定になります。

本来仕事など無くても人間は立派に生きていける生き物です。

過剰に仕事に誇りを持つ必要は無いのです。

当然、仕事に依存する必要もありません。

そもそも仕事は得たり失ったりするものですから、依存できるほど堅固なものではありませんし。


2.まとめ−仕事との距離感調整


では仕事と適切な距離感調整をするにはどうすればいいのでしょうか?

娯楽をしていても楽しく、仕事をしていても楽しく、副業をしていても楽しい、そういう境地になるにはどうすればいいのでしょうか?

やはり、過剰に仕事に思い入れを持つのを辞めることでしょう。

昭和の時代とは違って、これから仕事・雇用はますます不安定になるでしょう。

新卒で入った会社が定年まで存続している保証はどこにもありません。

そんな不安定なものにしがみついてもいいことはありません。

やはり、娯楽をしていても時間の無駄に思えて楽しめないというのは、どこか気持ちが病んでる部分があるように思えてなりません。

娯楽をしているより仕事をしている方が気持ちが落ち着くという状態は、どこか気持ちが病んでる部分があるように思えてなりません。

気持ちが病んだ時は→うつ対策

仕事にしろ副業にしろ娯楽にしろ、もうちょっと肩の力を抜いて取り組んでいいのかもしれません。

そもそも頑張ったからといって成功の保証は無いのですから。

そもそも副業なんて本来やらなくてもいいものなんですから、遊びみたいなものです。

娯楽をしていても楽しく、仕事をしていても楽しく、副業をしていても楽しい

仕事も何もかも得たり失ったりするものですから

心の中では何も所有せず・・・

淡々と日々を積み重ねて幸せな気持ちで生きていけるといいですね。















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