罪悪感と許し
罪悪感の無意味さ
ふと公園で池を眺めながら座っていたら思いついたことを書いて行きます。
1.罪悪感とは
罪悪感とは何でしょうか?
罪の意識、自分が悪いんだという思いのことです。
しかしそもそも、この世にいいことや悪いことはあるのでしょうか。
解釈次第、状況次第でいいことが悪いことに、悪いことがいいことに変わるんじゃないでしょうか。
普段人を殺せば殺人ですが、戦争中なら英雄です。
「数人殺せば殺人だが数万人殺せば英雄だ」という言葉もあるくらいです。
殺人がいいこととは思いませんが、状況次第・解釈次第では悪も善になり得るという例です。
翻って例えば仕事でミスをしてへこんでいる時、罪悪感を感じている時、ミスはひょっとしたら悪いことでも何でもなくて、いいことかもしれませんよ?
考えようによっては安月給でコキ使う会社に対して損害を与えることによって仕返しができているわけですから(笑)
2.罪悪感の無意味さ
私が罪悪感を無意味に感じている根拠は、主に経験からです。
■罪悪感を感じてもいいことはない
罪悪感を感じたからと言って、その後人が良くなったりはしません。
少なくとも私はそうでした。
単に苦しく嫌な思いをするだけです。それに、罪悪感は改善のためのエネルギーも奪います。
自分を攻めることだけで疲れはててしまうのです。
■罪悪感にはそもそも根拠が無い
1で述べたとおり、解釈次第でどうとでもなることで苦しむのは馬鹿らしいと思います。
3.許し
罪悪感の解毒剤は許しです。ほんとはそもそも悪いことなど何もしていないと気づくのが一番ですが・・・。
最初にうまく出来なくてもいいや、と自分を許しておくことが大事だと思います。
言い換えると自分に対する期待を下げておくということです。
私の経験では期待を下げても上げても結果はたいして変わらなかった気がします。
どんなミスをしても自分を許す、最悪の事態になったらなったでいいや、最悪でも死ぬことは無いだろう、死ぬような事態になったら死ぬだけだ、避けられないものを避けようとするのは無意味なことだ、と思っておけばいいと思います。
また、あることで罪悪感を感じていても、うまくやれている分野も必ずあるものです。
うまくできている部分も見てやるのが公平な評価という物ではないでしょうか。
人間はそもそもすごくもなく完璧でもないのですから、だめで当然なんです。
だめ人間でもいいじゃないですか。
早く人類が罪悪感の重荷から解放される日がくればいいのに、と社会の片隅でひっそりと思っています(笑)
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