新しい価値観・時代遅れの価値観


人はなかなか変われない



1.新しい価値観

今は時代の転換期と言われています。

江戸から明治、戦中から戦後への変化に匹敵する変化が起きていると言われています。

そう言われるとそんな気がしますが、実際現在が時代の転換期かどうか分かるのは後になってからです。

仮に今が時代の転換期と仮定して話を進めていきます。

だとすると旧時代の価値観は通用しないわけです。

戦中の、「鬼畜米英!」「お国のためにいざ往かん!」という価値観が戦後は時代遅れどころか変な価値観になったのと同じように。

江戸時代の士農工商の身分制度の価値観が明治時代には全く合わなくなったように。

旧時代の、大量消費、大量生産を善とする価値観、いい大学に行きいい会社に入り、結婚し子供を作り持ち家をローンで買い子供を大学にやり老後は退職金と年金で悠々自適に暮らすという価値観は時代遅れで新しい時代には全く合わなくなるでしょう。

そもそも私は変わり者ですので、「いい大学に行きいい会社に入る」という価値観、人生に子供の頃から疑問を持ち、「いい大学に行きいい会社に入る」という価値観、人生に魅力を全く感じませんでした。



大人になって一時期、「いい大学に行きいい会社に入る」という価値観、人生に魅力を感じたこともありましたが、今思えば子供時代に感じたことが正しかったとわかります。

結局、「いい大学に行きいい会社に入る」という価値観、人生は自分以外の他人が作り出したものに過ぎないわけです。

他人の価値観にすぎないわけです。

他人の価値観が自分にも合う人もいるでしょうが、合わない人もたくさんいると思います。

「いい大学に行きいい会社に入る」という画一的な価値観、人生に気持ち悪さを感じます。

この価値観を強烈に広めた人は誰でしょう?

この価値観が広まることで誰が得をするのでしょう?

なぜ大衆はいつもいつも世の中に流される価値観にいつの間にか取り込まれてしまうのでしょう。

自分の頭で考える人がこんなにも少ないのはなぜでしょう?

結局、「いい大学に行きいい会社に入る」という価値観、人生感で得をするのは、いい人材が競って殺到するいい会社のオーナーや役員、又、たっぷり税収入を得れる国ではないでしょうか?

サラリーマンがせっせと働いても得をするのは会社のオーナや社長、役員だけですから。

また、持ち家取得を煽る価値観も、その価値観が広まることで特をする不動産開発業者、住宅ローンで儲ける銀行などが自らの利益のために広めたよくよく検証してみるとくだらなく意味のない価値観ではないでしょうか?

ここでも大衆は踊らされてばかりです。

私も大衆の一人として悲しくなります(笑)






2.人はなかなか変われない

さて、旧時代の価値観を手放して、新しい価値観を持ちたい!と思ったとします。

ですがあなたもご存知のように、人はなかなか変われません(笑)

恐らく人間は変われないようにできているのでしょう。

私は不思議でなりません。

江戸時代で何十年も過ごした人が明治維新後明治の価値観に変化できたのか。

戦争中何十年も富国強兵、鬼畜米英と頑張ってきた人が敗戦後新しい価値観に変われたのか。

恐らく無理だったと思います。

では新しい時代を作ったのは誰か?

それは、新時代になって生まれた、旧時代の経験が無い子供・若者だったと思います。

一度旧時代の価値観に染まった大人が新しい価値観を持つなんて言うのは普通は無理でしょう。

もしそれが可能なら中年も老人も若者文化に付いて行けているわけですし(笑)

経験は必ずしも善ではない、むしろ邪魔になる経験も少なからずあるということです。

ということは私も新時代に会った価値観を持つことは無理かもしれません。

それならそれでしょうがありません(笑)

新時代に合った価値観






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