因果応報/因果関係から見た後悔の本質


後悔することの多い方へ
因果法則と現実世界
夢の世界をヒントに




〜なぜ人は後悔する?〜

1.因果応報/因果関係から見た後悔の本質

@夢の中での出来事

先日惰眠を貪っていた所、夢を見ました。

どんな夢だったのかは起きた直後に忘れてしまったのですが、何か夢のなかでしたことに対して私は後悔をしていました。

後悔というか、「あんなことしちゃったけど、その結果どんな悪いことが起こるのだろう?」という心配・恐怖でした。

私は気弱で心配性なのです(笑)

あれこれ夢の中での出来事をクヨクヨ考えていましたが、ふと、あれって夢の中の出来事じゃん、と気付いた瞬間、気持ちががふわっと楽になりました。

そして、何か重要なことに気づいたような気がして、分析を始めている自分がいました。


夢は目覚めた瞬間サラサラと砂のように消えてしまうわけですから、夢の中で何をしようと、もはや関係ないわけです。

夢の中での行いは無かったことにできるわけですから、そこに後悔や心配、罪悪感は生じません。

夢の世界では現実世界と違って、因果法則も因果応報も適用されませんから、自分の行いによって後日責任を取らざるを得なくなるということもありません。

一方現実世界では因果法則も因果応報も適用され、今日行ったことのつじつま合わせが明日以降も行われるわけでして、自分の行いによって後日責任を取らざるを得なくなるわけです。


Aまとめ - 因果応報/因果関係から見た後悔の本質

ということはですよ?

後悔というものは、種まき・刈り取りの法則、原因と結果の法則、因果応報、因果法則、因果関係の法則が適用される現実世界に
のみ存在できるものでは無いでしょうか?

実際夢の世界に後悔というものは存在しないわけですし、だからこそ夢の世界は気楽な世界なわけです。

後悔の本質とは、自分の行動のもたらす結果を恐れることによって生じるものでは無いでしょうか。

夢の世界のように、自分が何かしても、その後場面が切り替わって海の中になったり空をとぶ場面になったら、後悔のしようが無いのでは無いでしょうか。

夢の世界では自分の行いをなかったことにできますから。

現実世界では自分の行いをなかったことにできませんから、後悔という面倒な感情が生じるわけです(笑)

ですが現実世界も死後夢の世界のようにサラサラと砂のように消えていくとしたら?


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現実世界で行ったことも死後なかったことにできるとしたら、死後後悔することは無いのかもしれません。

後悔とは現世にいる時にのみ存在する、一時的にのみ存在できる感情なのかもしれません。

だとしたら、未来を先取りして、現世にいる時も、どうせ死後現実世界はサラサラと砂のように、夢のように消えてなくなるんだから、現世で行ったことはなかったことにできるのだから、むしろ現世・現実世界自体が死後消えてなくなるのだから、現世にいる時も後悔の感情を持つ必要はないのかもしれません。

夢の中でも、夢の中での行いに対して後悔の感情を持つ必要が無いのと同じように。

あなた様が傷つけたかもしれないあの人も、あなた様の言動で不快感を感じたかもしれないこの人も、実際は実在していなかったと死後気づくのかもしれません。

存在しない人に対して行った言動に対して後悔することは不可能です。

あなた様はだれも傷つけてなんか無く、誰の気分も害して無かったのかもしれません。

存在していない人を傷つけたり気分を害したりすることはできませんから。

実際に死後現実世界が消えてなくなるかどうかは別にしても、
現世にいる時も後悔の感情を持つ必要はない、なぜなら死後現実世界はサラサラと砂のように消え去るからだ、と考えておくと、現世がもっと生きやすくなるかもしれません。


















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