自分に対する期待を下げる


人付き合いでへこむ人へ
完璧主義の傾向がある人へ



1.人間がへこむメカニズム

私はへこみやすい人間です。

しょっちゅうへこんで辛い思いをするものですから、へこまないために人間がへこむメカニズムを分析して見ました。

何かミスする→へこむ

これが一般的なメカニズムですが、実はこの前に、

うまくやれると期待する→ミスする→へこむ

期待が前提条件として入っています。

それ故、へこむのです。

当然ミスすると思う→ミスする→思ったとおりだ(別にへこまない)

となるはずです。

これは自分を自己分析して気付いたことですが・・・。

人は期待が叶わないときに最も大きな苦痛を感じるのです。





2.へこまないためには

自分に対する期待を下げる

これに尽きます。

一般的に言って、私も含め人は皆自分のことを過大評価し過ぎなのです。

私はそんな立派な人間ではありませんし、皆さんもそこまで聖人君主ではないでしょう。

自分に対する期待が高いからこそ、期待通りの水準をクリアできない現実にへこむのです。

最初から期待を下げておけば、ほぼいつでも期待水準をクリアでき、ほぼいつでもハッピーです(笑)

これは嘘みたいな本当の話です。

@人付き合いにおいて
人付き合いでへこむ理由も同じです。

人付き合いにおいて自分に課す期待が高いからこそ、その期待を叶えられない自分にへこむのです。

最初からうまくやれないやと思っておけば、うまくやれなくてもなんとも思わないでしょう。

相手の言動によってへこんでいるように見えても、実際はその言動にうまく対応出来なかった自分にへこんでいることが多いものです。

「相手の言動にうまく対応できるはず」という期待が、自分を苦しめているのです。

自分に対する期待を上げようが下げようが自分の行動も結果も変わらないのですから、精神衛生上期待は下げていたほうがお得です。

具体的には60点で満足するようにすることです。

人付き合いでへこんでる時は往々にして自分に対して90点や100点を期待しているものです。







A完璧主義の傾向がある人へ
私にも完璧主義の傾向があります。

以前よりかはだいぶましになりましたが、時々完璧主義の傾向が顔を出します。

完璧主義に陥っている時って、効率が悪いんですよね。

効率が悪いどころか一歩も動けなくなります。

完璧主義の対策としては、

完璧でなくてもいいや

と思うことです。

さらに推し進めると、「自分は完璧にできる人間なんかじゃないし」と、自分の期待を下げておくことです。

最初から完璧にやることを諦めておけば、完璧主義に陥ることもありません(笑)

完璧主義が求める期待が100点だとしたら、求める水準を60点に下げておくことです。

60点で満足するようにすることです。

そして大事な事ですが、完璧主義でいようといまいと結果はそんなに変わらない、完璧主義だと一歩も進めなくなることを考えると完璧主義を諦めたほうがいい結果が出せる、ということです。

皮肉なことですが、完璧にやろうとすると完璧から遠ざかるのです。

このように、完璧主義について厳密に検討してみると完璧主義がいかに無駄でいかに非効率化がよくわかります。

大丈夫、完璧でなくても、だらだら適当にゆるく生きていても、なんとかなるものです(笑)

この私のHPに書いてある記事も、適当でゆるいですし(笑)



2015年4月25日追記

人がへこむメカニズムについてですが、何かミスした時自分を責めるからへこむということに気付きましたので追記します。

うまくやれると期待する→ミスする→ミスした自分を責める→へこむ

という流れです。ミスした時自分を責めるからへこむわけで、ミスしても自分を責めなければへこまないはずです。

また、うまくやれると自分に期待しているからこそ、ミスした自分を責めるのです。自分に期待しなければミスしても自分を責めることもなく、その結果へこむこともないでしょう。

ですのでへこまないためには、ミスした時ミスした自分を許し愛し受け入れることが大事なのです。そうすれば自分を責めずに済みますのでへこむこともありません。

言葉にすると
ミスした自分にもちゃんと一定の価値があるんだ、だからもう自分を責めなくてもいいんだ
のような感じです。

そして、自信を失わないためにも、「次の機会には気をつけよう」と考えることも大事です。


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