豊かさは、時間・お金・エネルギーの総和で考える
豊かさの一般的尺度は嘘
豊かさを最大化するには?
1.豊かさは、時間・お金・エネルギーの総和で考える
@一般的価値観
一般的には、給料の高い仕事はそうでない仕事より価値が高く、豊かな暮らしができると考えられています。
はたして本当にそうでしょうか?
確かにお金の面だけから見ればそうでしょう。
ですが一般的に言って、高給の仕事はストレスやプレッシャーが強く、労働時間も長いです。
一見、良い給料の仕事でも、サービス残業やサービス休日出勤が多いと、時給換算した場合むしろ安い給料の仕事だったりします(´・ω・`)
また、労働時間が長いとその分プライベートの時間が減り、時間の豊かさは感じられないでしょう。
また、ストレスやプレッシャーが強い仕事だとエネルギーをたくさん取られ、休日は仕事で溜まったストレスを解消するのに追われたり、疲れて寝るだけになったりする場合もあります。
これ場合も、エネルギー面での豊かさは感じられないでしょう。
お金も確かに大事ですが、そのお金を稼ぎだすためにどれだけの時間とエネルギーを使ったのかも大事です。
時給が安くてもストレスもプレッシャーもない簡単で楽な仕事でしたら、ほとんどエネルギーを使うこともなく、時給が高いけれどもストレスやプレッシャーが多いエネルギーをたくさん使う仕事よりもお得かもしれません。
仕事 | 時給 | 1時間あたり必要な エネルギー |
エネルギー1単位あたりの時給 (時給/1時間あたり必要なエネルギー) |
お得順 |
---|---|---|---|---|
A | 800円 | 3 | 266.7 | 1 |
B | 1,600円 | 8 | 200 | 2 |
C | 2,400円 | 15 | 160 | 3 |
上の表では、時間・お金・エネルギーの総和から判断した一番お得な仕事は仕事Aとなります。
A人生の豊かさを測る尺度
人生の豊かさを測る尺度はいろいろあると思いますが、ここでは時間・お金・エネルギーと言う尺度から考えてみたいと思います。
時間がたくさんある人は、そうでない人より豊かでしょう。
お金がたくさんある人は、そうでない人より豊かでしょう。
(生命)エネルギーがたくさんある人は、そうでない人より豊かでしょう。
ここまではいいと思いますが、ややこしいのがこの時間・お金・エネルギーが一方を手に入れると一方が減るという関係に往々にしてなることです。
例えば、仕事をするとお金は増えますが時間とエネルギーは減ります。
新幹線を使えば時間は節約できますがお金は減ります。
娯楽を行えば(生命)エネルギーは回復しますが時間とお金は減ります。
時間がいっぱいあってもお金もエネルギーもわずかしかなければなかなか豊かさは感じられないでしょう。
お金がいっぱいあっても時間もエネルギーもわずかしかなければなかなか豊かさは感じられないでしょう。
エネルギーが一杯あっても時間もお金もわずかしかなければなかなか豊かさは感じられないでしょう。
そう考えると豊かさの尺度は時間・お金・エネルギーの総和で考えるのが妥当かもしれません。
時間・お金・エネルギーの総和が最大の時、その人は最も豊かだといえるのではないでしょうか。
時間・お金・エネルギーの総和を最大化するためには、時間とエネルギーを仕事に賢く配分することがコツでしょう。
上でも書いたように、時間とエネルギーを仕事に配分しすぎると、往々にしてお金がいっぱいあっても時間もエネルギーもわずかしかなければなかなか豊かさは感じられないという状態になりがちです。
仕事 | 時給 | 1時間あたり必要な エネルギー |
エネルギー1単位あたりの時給 (時給/1時間あたり必要なエネルギー) |
お得順 |
---|---|---|---|---|
A | 800円 | 3 | 266.7 | 1 |
B | 1,600円 | 8 | 200 | 2 |
C | 2,400円 | 15 | 160 | 3 |
上記の表でしたら、時間・お金・エネルギーの総和から言ったら仕事Aが一番お得!と判断できる判断力と、トータルで見たら仕事Aが一番お得!だから仕事Aを選ぶ!という決断力を培いたいものです。
実際に仕事Aで働き出したら、時給は安いはずなのになぜか余裕を感じる、というような状態になると思います。
それは、エネルギー効率の良い働き方をしているからであり、ストレスのない仕事なのでストレス解消のために時間やお金を取られないからです。
これは机上の空論ではなく、私の実際の人生経験からも言えることだと思います。
2.豊かさは、時間・お金・エネルギーの総和で考える〜まとめ
@仕事は時給や給料の高さだけではなく、実質的な労働時間とその仕事をこなすために必要なエネルギー(ストレス・プレッシャー)も考慮して選ぼう!
A仕事を時給や給料の高さだけで選ぶとかえって損する場合もあることを知ろう!
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