働く意味
労働肯定のプロパガンダ
映画「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」より
働くことでメリットを受ける人は誰?
1.働く意味・労働を肯定する人々
@映画「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」
先日映画「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」を見てきたのですが、映画の趣旨はともかく、私なりの偏った(笑)視点から感じたことを書いてみたいと思います。
まずこの映画の想定対象年齢は、高度経済成長時代に丁度働いていた、55歳以上〜70歳です。
丁度今とは違って一生懸命働けば経済的にも、社会的地位の面でも報われることが大いに期待できた、そして実際報われた世代です。
平成大不況の中働かざるを得ない私からしたら実に羨ましい(笑)
そのような高度経済成長時代を仕事仕事で過ごした55歳以上〜70歳の爺様たちを対象にしているのですから、当然この世代の人達の共感を得れるように労働肯定のメッセージが作品全体を通じて一貫して込められています。
A労働肯定のプロパガンダ
映画にどんなメッセージを込めようと自由です。いちおう日本には言論の自由というものが憲法で保証されていますしね。
ですがよく考えてみると、労働肯定は1つの考え方、価値観に過ぎないわけです。
別に労働否定の考え方、価値観を持ってもいいわけです。
日本では思想・言論の自由が保証されているわけですから。
ですが世の中を見渡してみると、映画「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」に限らず、労働肯定を謳うものは多いです。
むしろ殆ど全ての個人・団体が労働肯定を謳い、労働否定を主張するのは「働いたら負け」と公言するニートぐらいのものです(笑)
労働肯定は一種のプロパガンダではないでしょうか。
プロパガンダ
特定の思想によって個人や集団に影響を与え、その行動を意図した方向へ仕向けようとする宣伝活動の総称。特に、政治的意図をもつ宣伝活動をさすことが多い
<はてなキーワードより>
労働肯定のプロパガンダは、今でも、会社やマスコミは言うまでもなく、家庭、学校、映画、TVなどで盛んに流布されています。
こんなにも大の大人がよってたかって労働肯定をすることに気持ち悪さを感じるのは私だけではないでしょう。
いったい、労働肯定の思想が広まることは誰のためになるのでしょう?
誰にとってメリットがあるのでしょう?
B労働肯定思想が広まることでメリットを受ける人、働く意味
結局、我々一般大衆が働くことでメリットがあるのは、一般労働者から搾取することによってリッチな生活をしている会社のオーナー社長一族、役員連中、同じく若者の産み出す富を搾取することで高い給料をもらっている40〜60歳の社員達です。他には、税金で生活している年金受給者や生活保護受給者です。
実際に毎日現場で働いている労働者、特に若者は、一番働いているのに働くことから恩恵を受けていません。
毎日現場で働いている労働者、特に若者にとっては、働くメリットは特にありません。
こんなばかばかしい世の中で働く意味などあるのでしょうか?
若者は労働肯定のプロパガンダに踊らされて死ぬまで労働し続け、会社のオーナー社長一族、役員連中、40〜60歳の社員達のリッチな生活を支えるべきなのでしょうか?
若者は会社のオーナー社長一族、役員連中、40〜60歳の社員達のリッチな生活を支えるために生まれてきた奴隷なんでしょうか?
私にはそうは思えません。
働くことに本質的な意味などありません。
これだけ機械やITが発達した現代社会なのに、江戸時代より労働時間が長いのはなぜでしょうか?
なにか今の世の中はおかしい気がしてなりません。
会社のオーナー社長一族、役員連中、40〜60歳の社員達がリッチな生活を諦め、生活水準を下げれば、人類全体の労働時間も大幅に減らせるのではないでしょうか?
搾取をやめれば若者の給料は少なくとも2倍にはなるのではないでしょうか?
搾取されてまで働く価値などあるのでしょうか?
搾取を辞め、東電などの利権企業を崩せば、10年に一年くらい持ちまわりで働くだけで国民全員がゆる〜く食いつないでいくことぐらいは出来るのではないでしょうか?
そんな時代がくれば、毎日忙しく働いていた昔の日々はなんだったんだろうか、騙されていただけだったんじゃないだろうか、と思うことでしょう。
働くことに本質的な意味など無いですから、現代の科学技術やフリーエネルギーを解放するだけで、労働しなくてもみんなの生活は回っていくことでしょう。
今現在我々大衆がせっせと働いても、搾取している人たちが儲かるだけで実際働いている私たちはちっとも儲かりません。
こんなふざけた世の中にお付き合いするのは辞め、自分で稼いでひっそり生きていくのもいいかもしれません。
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2.何気なく仕掛けられてるプロパガンダに気付く大切さ
私も年を取ったのでしょう。世の中に流布されているプロパガンダに気付くようになりました。
プロパガンダに気付けば社会が今までと違って見えます。
そしてプロパガンダに利用されることも激減します。
皆様にも世の中のプロパガンダに気付き、クリアな視点で社会を見る喜びを味わってもらいたい。
そのために私はこれからも、気が向いた時だけですがこのサイトで世の中の真実を発信していきたいと思っています。
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