くすりは効く？？
うつで苦しんでいる人、投薬中なのによくならない人に届いて欲しい物語
経験を元に、うつのくすりについて書いてみたいと思います。
１．効いたもの
デパス、ロヒプノール、ハルシオンなどの睡眠導入剤
以上
ですね・・・
一日２０錠近く生真面目に処方されていた私ですら、聞いたのはこの程度でした。
２．効かなかったもの
トレドミン、リチウム、ほか多数、１０年も前のことなんで忘れました。
３．結局のところ・・・
くすりはたいして便りになりません。不安を抑えるデパスは確かに効きましたが、ずっと飲み続けるのも嫌なものです。
不安がある限り飲み続けたら一生のみ続ける事になります。もちろん急性期を乗り切るには役立つこともあるのでしょうが・・・。
番外：点滴 確かに気分はよくなったが、点滴のためかひと眠りしたためかはよくわからない。成分不明。
うつの投薬療法には大いに疑心を抱いているものです。２年間に渡って処方された薬を生真面目に大量に飲み続けたにもかかわらずちっともよくならなかった経験がそうさせるのでしょう。
ですが認知療法を初めて２週間で劇的に気分が改善しました。その時使った本がこれら2冊です。
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〈増補改訂 第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法 夏苅 郁子,小池 梨花,野村 総一郎,David D. Burns,佐藤 美奈子,林 建郎 星和書店 2004-04-27 売り上げランキング : 2737
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| 自分を愛する10日間プログラム―認知療法ワークブック デイビッド・D. バーンズ ダイヤモンド社 2001-07 売り上げランキング : 225593
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私がおすすめするうつ対策は薬ではなく断然認知療法です。
結局うつの診断なんて、主観で行うものなのでずいぶん怪しいものです。血液検査のようにはっきり数値で出るわけでないので見る人によって解釈が違うからどうとでもとれるものです。
４．睡眠導入剤の怖さ
確かにものすごく眠れます。それはいいのですが・・・ずっと飲み続けて大丈夫かどうか不安になります。
一生睡眠薬なしじゃねむれないのだろうか？？ と重い脱睡眠薬をしたところ、今度は睡眠障害になりました・・・。
飲まずに済むならそれに越したことはないです。睡眠障害とその対策については後日記事にするかもしれません。
５．副作用の怖さ
残念なことに、若い時に数年に渡って大量に薬を飲み続けたせいか後遺症のようなものが残りました。
短期記憶の障害と、集中力の慢性的な低下（図書館などで大量の本の中から目当てのものをさがすのがすごく苦手になった）
IQも多少下がった気がします。手先が震えて、細かい作業が苦手になりました。昔は手先が器用と言われていたのに。
物も良く落とします。これらについてはもう諦めてるんで気にしてませんが。ただ人生やり直せるならもう薬は飲みませんけどね。
わけもわからず大量処方する医者も医者だと思います。医者もピンきりと悟った体験でした。
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